3DUJ-553

本体価格 1,000〜3,000万円未満
造形方式 マテリアルジェッティング
材料の種類 モデル材インク MH-100
最大造形サイズ(X,Y) 508 mm × 508 mm
最大造形サイズ高さ 305 mm
メーカー Mimaki
本体価格 1,000〜3,000万円未満
造形方式 UV硬化インクジェット式造形
材料の種類 モデル材インク MH-100
最大造形サイズ高さ(X,Y) 508mm × 508mm
最大造形サイズ高さ 305 mm
メーカー Mimaki

特性

1,000万色以上の
フルカラー造形

UV硬化インクジェット方式を採用し、発色の良い造形を実現

Mimaki技術を結集。
精巧な造形表現

2Dプリントで培った高い着弾精度と粒状感の少ない造形へ導くバリアブルドット機能

優れた後加工性

インクはアクリル系樹脂を使用し、ABS樹脂同等の強度を実現

ユーザビリティ

水に浸けることでサポート材を除去でき、削り取る必要がありません

ロスを最小限にとどめる
安心運転サポート

インクを循環させ、顔料の沈殿を防止する『循環ヘッド』を搭載することで、安定したインク吐出を実現

特長

世界初※11,000万色以上の
フルカラー造形を実現

UV硬化インクジェット方式を採用
3Dプリンタ『3DUJ-553』は、UV光(紫外線)を照射すると硬化するUVインク(C,M,Y,K,ホワイト,クリア)を一層ずつプリントし、それを積み上げることで造形する「UV硬化インクジェット方式」を採用しております。造形後に着色するのではなく、カラーインクを使用して造形していくため美しいフルカラー表現が実現します。
高発色なフルカラー造形
カラーインク(C,M,Y,K,ホワイト,クリア)で造形・着色することでJapan Colorに対して89%の色域をカバーしております。透明度の高いカラーインクで造形することで、外部からの光が白色インク層で反射し、白色インク層を背景に発色の良い造形を実現します。
色の再現性を高めるカラープロファイルを採用
インクジェット方式3Dプリンタとしては世界初※1となる、カラープロファイルを採用。Adobe Photoshopにカラーマネジメントソフト「MPM3」(オプション)で作成したカラーシュミレートプロファイルをインストールすることにより、PCのモニター上でプリント後の色が確認でき、モニター上の色と造形物の色を近づけることが可能。色の調整に掛かる時間を短縮します。
フルカラーインク×クリアインクで、デザインをもっと自由に。
クリアインクを用いた透明表現はもちろん、クリアインクとカラーインクを同時に使用することで、半透明のカラー表現が可能です。内部からライトを当てると見え方が変わる仕掛けサインなどにも使用できます。カラーインクとクリアインクを組み合わせることで、デザインの可能性が大きく広がります。

Mimaki技術を結集。
精巧な造形表現

2Dプリントで培った高い着弾精度
高画質が求められる業務用インクジェットプリンタ開発で培ってきた、当社独自の波形コントロール技術と高精度なインク吐出技術により、狙った場所に正確にインクを着弾させます。この高い着弾精度により、ディテールまでこだわった精巧な造形を実現します。
粒状感の少ない造形へ導くバリアブルドット機能
一度に3つのドットサイズにインクを打ち分けるバリアブルドット機能を搭載し、常に最適なドロップサイズで造形します。これにより、粒状感の少ない美しいグラデーション表現や高精度なフルカラー造形を可能にします。

オーバーコート・穴あけも
可能。優れた後加工性

オーバーコート使用時のイメージ
オーバーコートを使用することで、表面をよりなめらかな仕上がりにするとともに耐候性もアップします。
ネジの取り付けイメージ
ネジを固定した状態で、5kgの引っ張る力を加えても耐えられる強度を備えています。看板の取り付けの際にも便利です。

“造りやすさ”を追求した
ユーザビリティ

水に溶けるサポート材。手間なく、美しい仕上がりへ
造形の過程で必要となるサポート材には、水溶性のサポート材インクを採用。水に浸けることでサポート材を除去でき、削り取る必要がありません。繊細なデザインも造形物を破損することなく簡単にサポート材を除去できます。
硬化光源にUV-LEDを採用
『3DUJ-553』は、UV光(紫外線)を照射することによって硬化するUVインクを使用しています。紫外線の光源にはLEDを採用しているため、熱による造形物への影響が少なく、点灯の起動時間が不要です。長寿命&省電力で、ランニングコストを削減できます。

ロスを最小限にとどめる、
安心運転サポート

インク循環ヘッドを搭載。ノズル抜けを軽減
インクジェット方式3Dプリンタとしては世界初搭載※1。インクを循環させ、顔料の沈殿を防止する『循環ヘッド』を搭載することで、安定したインク吐出を実現。また、ノズル抜けの要因となる気泡をインクの循環により除去し、常に最適な状態でインク吐出を可能にします。
自動でノズル抜けを検出&解決する
『NCU(Nozzle Check Unit)』
3Dプリンタとして世界初搭載※1となる「NCU」は、ノズルの状態を赤外線センサーが自動で検知します。ノズル抜けを発見した場合は、自動でクリーニングを実施し、ノズル抜けの解消を行います。ノズルの状態を確認するタイミングは造形データごと、時間単位で設定が可能。ノズル抜け発生以降の造形物を無駄にすることを未然に防ぎます。
仕事を見守る内部カメラ
3Dプリンタの動作状況、造形の進捗状況が遠隔地から確認できる「内部カメラ」を搭載。常にプリント状況を確認できることで、ミスプリントによるロスを最小限にとどめます。

主な仕様

製品名 3DUJ-553
メーカー 株式会社ミマキエンジニアリング
造形方式 UV硬化インクジェット方式
表現可能色数 フルカラー1,000万色以上
プリントヘッド オンデマンドピエゾヘッド(8ヘッドインライン)
インク 種類/色:モデル材インク MH-100(C, M, Y, K, ホワイト, クリア) MH-110(ピュアクリア) サポート材インク SW-100
内蔵タンク容量:C, M, Y, K:3L ホワイト, クリア, ピュアクリア, サポート材:5L
供給形態:C, M, Y, K:1Lボトル ホワイト, クリア, サポート材:4.8Lボトル
造形領域(幅×奥行×高さ) 508mm × 508mm × 305mm
耐荷重(造形物重量) 70kg 以下 ※サポート材を含む
最小積層ピッチ 20μm
3Dデータフォーマット STL、OBJ、VRML、PLY、3MF
ソフトウエア(標準添付) レイアウトソフト「Mimaki 3D Link」
インターフェイス Ethernet 1000BASE-TX
電源仕様 単相AC100~120V/220~240V±10%、50/60Hz±1Hz ×3
消費電力 本体:1300W以下
外付PC:300W以下
タッチパネル:30W以下
適合規格 VCCIクラスA / FCCクラスA / UL60950準拠ETL /
CEマーキング(EMC指令、低電圧指令)/ CB認証 /
RoHS対応 / REACH
設置環境 使用可能温度:15 ~ 35℃
相対湿度:35 ~ 60%Rh(結露なきこと)
推奨温度範囲:20 ~ 25℃
粉塵:粉塵の無い場所(粉塵量0.15mg/m3以下)
外形寸法(W×D×H) 2,250mm × 1,500mm × 1,550mm
重量 600kg

※1:サポート材を含む
※2:0.15mg/m³以下…日本の建築基準法で定めるオフィス相当の粉塵量の数値